お雛様はいつ出していつまでに片付ける?しまい忘れると婚期が遅れる?
Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/koharu2005/koharulog.com/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524
小さな頃に7段飾りでも3段飾りのお雛様でも飾ってもらうとやはり嬉しかったですよね。
しかし、いざ自分自身でお雛様を飾る番になるとそのお雛様を飾る時期やしまう時期はいつがいいのかわからない!ということに気づく人も多いのではないでしょうか。
片付ける時期が遅くなるとお嫁に行くのが遅くなると言うジンクスもよく聞くので、ジンクスだとわかっていてもやはり娘の為を思うと片付ける時期は気になりますよね。
そんなお雛様を飾る時期の疑問についてご紹介します。
お雛様はいつまで出せばいい?
桃の節句であるひな祭りは一般的には今の暦で言うと3月3日になります。
暦で言えば、もう春ですので春のお祭りであるひな祭りのお雛様を立春前に飾るのは早すぎると言われています。
なので、一般的には立春以降に飾り、遅くても2月中旬頃までに飾ればいいとされています。
立春はその年によっても日にちは違いますが、だいたい2月4日前後なので2月上旬から2月中旬頃までに飾ればいいでしょう。
節分の後に飾る、と覚えておくと覚えやすくていいかもしれませんね^^
ひな祭りはお祝い事でもあるので縁起にこだわる場合は立春後の吉日にお雛様を出してあげましょう。
昔のしきたりでは雨水の日、だいたい2月19日前後にが良いとされていたこともあるようですので雨水の日に出すのもいいでしょう。
縁起などに特にこだわりがない場合には、自分の都合がいい日に出しても全然かまいません。
お雛様の事を考えてあげるのであれば湿気の少ない晴天の日の昼間に出してあげるといいですよ^^
また、ひな祭りを桃の節句とも言う様に元々は旧暦の3月3日でひな祭りをやっていました。
今の暦にするとだいたい4月20日前後ですね。
今の暦になったのは明治初期ですが、その当時は新暦でひな祭りをやってしまうとあまりにも季節感がずれてしまうので新暦ではなく旧暦でひな祭りをしていた地域や家庭もありました。
それが今でも引き継がれていて新暦の3月3日ではなく旧暦の3月3日である4月20日前後にやるご家庭や地域もあります。
これでも桃の花が開くのは少し早いかもしれませんが、新暦でやるよりは桃の花の開花が近くなりますからね。
さらには、旧暦の3月3日ではなく月遅れということで4月3日に飾る地域もあります。
実際、高松宮妃殿下の生家では戦前には旧暦でひな祭りを行っていたとも言われています。
新暦、月遅れ、旧暦、と3通りありますが必ずこの暦で!と決まっているわけではありませんので自分のご家庭の都合だったり、地域の習わしだったりを参考にしてお雛様を飾る時期を決めてみるといいでしょう。
お雛様はいつまでに片付ける?
お雛様を3月3日を過ぎたら早く片付けないとお嫁に行き遅れる、と昔からよく言い伝えとして聞きますよね。
ジンクスだとわかっていても、昔から言われていますのでやはりちょっと気になってしまいますよね(^_^;)
ひな祭りが終わるのは新暦の3月3日ですので、その日に片付けるのが暦上はいいでしょう。
ただし、雨の日に片付けるのは避けた方がいいです。
雨の日に片付けてしまうとお雛様やお雛様を入れる箱などに湿気がこもってしまいます。
湿気がこもってしまうと、お雛様を次の年に出した時にカビが生えたりしてとても大変なことになっている恐れがあります。
お雛様は必ず3日片付けなければならないという事ではありませんので、3日が雨だった場合はその日を避けて別の日にお雛様を片付ける事をおすすめします。
また、昔からのいわれだと、雨水の日に飾って啓蟄の日に片付けるのがいいとされています。
啓蟄の日はだいたい3月6日頃になります。
雨水の日がだいたい2月19日前後ですから、2月19日前後に飾り3月6日頃までに片付けるといいことになります。
上記は新暦での日付になりますが、旧暦でも月遅れでも同じような事が言えますのでそれぞれの暦で、湿気の少ない晴天の日に片付けるようにするといいでしょう。
お雛様をしまう事に気を取られて湿気がこもってしまったり、お雛様が傷んだりしてしまっては元も子もありません。
そんなに急ぐ必要はありませんからご自分の都合や地域に合わせてお雛様を丁寧に片付けてあげてくださいね。
お雛様の片付けが遅れると婚期が遅れるって本当?
先程にも書きましたが、お雛様を片付けるのが遅くなるとそのお雛様の持ち主の結婚が遅くなると昔からよく言われています。
日本人の女性であれば、1度はこのジンクスを聞いた事があるのではないでしょうか。
だから、お雛様をしまう時期を気にする人も多いでしょう。
ただ、このジンクスは昭和初期に作られた俗説なので片付けが遅くなるとお嫁に行くのが遅くなる、という事はありません。
片付けが遅くなってた人でも早く結婚した人もいますし、片付けをしっかり早めにやっていた人でもまだ独身という人もさまざまいます。
もし、お雛様を片付けるのが遅かった人で結婚が遅かったり独身だったりする人がいる場合はそれはただの偶然ですのであまり気にしなくて大丈夫です。
なぜこのようなジンクスが生まれたかというと、いろいろな説があります。
その1つは、お雛様を片付けるのが遅くなるとお嫁に行き遅れる、というジンクスが作られたのは昭和初期ですがその頃は旧暦でひな祭りをしていました。
旧暦の場合、ひな祭りの時期は梅雨が間近なので早く片付けないと人形や絹製の細工物に虫食いやカビが生えるから、という理由だとされています。
また、お雛様は春の飾り物で季節の節目できちんと片付けるということをせずにだらしなくしていると嫁の貰い手も現れないという躾の意味からも言われています。
雛人形は本来、厄払いに使われていたものなのでいつまでも側に置いておくと効果が薄れて厄のせいでお嫁に行くのが遅くなるという言われもあります。
このようにいろいろな言われがありますが、片付けが遅れると結婚が遅くなるとは実証されていませんので安心してくださいね^^
でも、時期外れまでお雛様を飾っているのもカッコ悪いし湿気で雛人形が悪くなってしまう事もあるので、時期が来たら片付けるようにした方が雛人形のためにもいいかもしれませんね(^_^;)
まとめ
お雛様を出したり、しまったりはけっこう大変な作業になりますよね。
お雛様が7段などの大きなものであればあるほど、飾るのもしまうのも大変になります。
けっこう時間がかかってしまったりすることもあるのでそれらを頭に入れて計画的にお雛様を飾ったり片付けたりすると時間を無駄にせずにすみます。
飾るのも片付けるのも大変なお雛様ですが、お雛様を見て喜ぶ子供だったり、それを見て喜ぶ祖父母などの姿を見るとお雛様を飾って良かったな~と思う事ができます。
家族みんなでひな祭りを楽しんで下さいね。