犬の夏バテ対策で最適な食事は?熱中症との違いは?嘔吐した場合は?
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汗をかく汗腺がなく、全身が毛で覆われている犬は暑さには弱い生き物です。
その為、夏になると夏バテや熱中症になる人間がいるように、犬も夏バテや熱中症になります。
犬は暑い日に全身に毛皮を着ているようなものですから飼い主がしっかり夏バテにならないように対策をしてあげる必要があります。
事前に夏バテの症状や対策を知っておく事によって、早急な対応や予防ができますので暑くなる前に予防をしてあげて暑い日でも快適に過ごせるようにしてあげましょう。
犬の夏バテ対策として最適な食事とは?
愛犬が暑がっている、夏バテになっている時に体の外から冷やすという方法はとても有効です。
しかし、体の外からだけでなく体の中から夏バテしにくい体にしてあげるという方法もあります。
実はドッグフードは熱を体にこもらせやすい食べ物になります。
その為、ドッグフードを愛犬に食べさせている場合には夏の間だけでもドッグフードの他に夏バテに効く食べ物を少々加えるなどして工夫してあげるといいでしょう。
その1つとして、体の中から体を冷やす食材を利用しましょう。
体を冷やす食材として、キュウリやスイカ、メロンなどがあります。
これらの食材は水分を多く含んでいる上、天然ビタミンやミネラルが豊富に含まれていますので水分摂取の他に栄養補給にも役立ちます。
スイカやメロンを飼い主さんが食べる時に少し愛犬に分けて食べさせてあげましょう。
他には、良質なたんぱく質の摂取も効果的です。
これにはゆで卵や魚、お肉、ヨーグルトなどが当てはまります。
お肉の中でもささみを与える人が多いと思いますが、たんぱく質としてみるとささみよりもも肉や胸肉の方がおすすめです。
また、食欲が落ちている時は茹でるよりは焼く、炒める、炙る、という調理法の方が食い付きが良くなる事もあるので試してみて下さいね。
食事とは少々違いますが、消化酵素サプリメントを与えるのも夏バテを防ぐ1つの方法です。
夏バテの原因の1つは消化力と吸収力があげられます。
たとえ体を冷やす食材や良質なたんぱく質を摂ったとしても、それらを消化吸収できないことには意味がありません。
それを助ける為に消化酵素サプリメントを与えるのもおすすめです。
また、水分補給も忘れないようにしてください。
長毛犬種や寒い国が原産国の犬種には氷を入れてあげるのもいいでしょう。
暑い日には氷をそのまま与えて舐めさせてもいいですよ。
犬の熱中症と夏バテは違う?
夏バテと熱中症は一見同じように見えるかもしれませんが、違います。
熱中症の方が緊急を要します。
呼吸が荒い、体温が高い、下痢や嘔吐、震え、ぐったりとしている、というような症状は熱中症になります。
また、熱中症は夏バテと違い急激に症状が進むのが特徴です。
このような症状が出ていた場合は早急に獣医さんに診てもらいましょう。
高温多湿の場所に例え5~15分程度であっても熱中症になってしまいますので十分な注意が必要です。
夏バテは、ご飯を食べなかったり、ごはんを見ても喜ばなかったり、いつもなら完食している量のご飯を残したりと食欲不振の症状が出てきます。
また体力の低下という症状も出てきますので、散歩が大好きだったのに散歩に行きたがらないなどの行動が見られたら注意が必要です。
犬の夏バテは人間の夏バテの症状と似ていますので比較的わかりやすいと思います。
夏バテは熱中症の一歩手前のような感じで症状が深刻になると熱中症と似た症状が出てきてしまいますので十分に注意しましょう。
犬が夏バテで嘔吐した場合はどうすればいい?
犬もそれぞれ性格や性質が違います。
それゆえ、食べた物の消化が苦手なわんちゃんもいますし、そういう子の場合はよく吐いたりしやすいです。
もちろん、いつもはきちんと消化するのに夏バテで具合が悪くなり吐いてしまう子もいます。
熱中症や夏バテで嘔吐してしまう場合の他に、散歩などで外に出た時の暑い気温と冷房の効いた部屋の気温などの寒暖差などで胃腸不良になることがよくあります。
愛犬が嘔吐してしまった場合にはまずは慌てず冷静になり、愛犬が嘔吐した物に血や異物などが混ざっていないかを確認し、血や異物が混ざっていた場合にはすぐに獣医さんに診てもらいましょう。
血や異物などが混ざっていない単純な嘔吐の場合にはまずは様子を見ましょう。
単純な嘔吐が続く場合は、1日程度絶食させ胃腸を休ませましょう。
犬は1日くらい何も食べなくても全然大丈夫と獣医さんも言っていますので心配しないでくださいね。
絶食後は、いつも食べている物を水などで柔らかくしたりして、少しずつ与えて様子を見ましょう。
うちの愛犬も単純な嘔吐と同じような症状で病院にかかったことがありますが、点滴をしてもらい絶食を言い渡され胃腸薬と整腸薬を渡されただけでした(^_^;)
絶食は可愛そうでしょうがなかったんですが、獣医さんに「1日くらい犬は何も食べなくても全然平気だから気にしちゃダメ」と言われました(^_^;)
しかし、これはあくまで私の経験上ですので、少しでもおかしいと思った場合はきちんと病院で診てもらいましょう。
飼い主の知らないところで異物を食べてしまっていたり、臓器の異常による嘔吐の場合もあります。
病院で獣医さんに診てもらった方が確実ですので、躊躇せず病院に行きましょう。
参考記事①犬の熱中症対策で最適な室内温度と留守番中に停電した時の対策は?
参考記事②犬の外飼いで熱中症対策に効果的な飲み物とグッズとは?
まとめ
犬を飼われている人ならわかると思いますが、犬は家族同然です。
同然というより、家族です。
そんな大切な家族を守る為に、夏の間はいつものお世話以上に気を配ってちょっとした変化も見逃さないようにしてあげて下さい。
暑さ対策は犬自身ができることは限られています。
大切な家族を守れるのはあなただけということを忘れず、大切な家族に苦しい思いをさせない為にもいろいろと気をつけてあげてくださいね。