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インフルエンザの予防接種で妊婦初期は避けるべき?副作用はある?


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ninpu
毎年冬になると猛威をふるうインフルエンザ。

インフルエンザが流行する前に予防接種を受ける人も多いのではないでしょうか。

インフルエンザの予防接種は一般の健康な人であれば誰でも受けれるものですが、妊婦となるといろいろな心配も出てきます。

第一に、お腹の中の赤ちゃんには影響がないのかが1番気になるところですよね。

そんな妊婦のインフルエンザの予防接種についてご紹介します。

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インフルエンザの予防接種を妊婦が受けても大丈夫?

自分1人だけの身体ならまだしも、お腹の中に大切な赤ちゃんがいるとなるとインフルエンザやその予防接種の事はとても気にかかる問題だと思います。

特に妊娠中は体力が低下しやすく風邪などの感染症のかかりやすいと言われています。

小さなお子さんがすでにいる妊婦さんだと、お子さんが幼稚園や学校で風邪などの病気をもらってくることが多いのでなおのこと心配ですよね。

そこで、インフルエンザの予防接種がお腹の中の赤ちゃんに影響があるのかどうかというのが1番気になるところではないでしょうか。

基本的には、妊婦がインフルエンザの予防接種を受けても問題はない、と厚生労働省が発表しています。

妊婦にインフルエンザワクチンを打った場合に起こる特別な副反応の報告はなく、ワクチンを接種してもお腹の中の胎児に異常が出る確率が高くなったというデータもないということで妊婦でも予防接種をしてもいいということになっています。

アメリカなどでも日本より早くに積極的に予防接種を受けることを推奨しています。

アメリカのCDC(米国疾病予防管理センター)では下記のように主張しています。

Vaccination helps protect women during pregnancy and their babies for up to 6 months after they are born.
One study showed that giving flu vaccine to pregnant women was 92% effective in preventing hospitalization of infants for flu.

ワクチン接種は、妊娠中の女性を防御しますし、出生後6ヶ月間乳児を保護するのに役立ちます。ある研究では、妊娠中の女性の
インフルエンザワクチン接種はインフルエンザによる乳幼児の入院予防に92%有効であることが示されています。

このように、アメリカでは妊婦にインフルエンザの予防接種を打っても流産や奇形児の可能性が少ないということで妊婦のインフルエンザ予防接種を推進しています。

厚生労働省もアメリカの米国疾病予防管理センターも妊婦のインフルエンザ予防接種を受けても大丈夫だという判断ですが、実際に予防接種を受けるかどうかは自分次第ではあります。

予防接種をしないままでインフルエンザになってしまった場合の胎児への影響の事や、予防接種を受けた場合の妊婦への影響の事など、いろんな場合を比較して自分にはどちらがいいのかを判断しましょう。

どうしたらいいか迷う場合は、まずはかかりつけの産婦人科医に相談してみましょう。

インフルエンザの予防接種で妊婦初期は避けた方がいい?

日本の厚生労働省でもアメリカの米国疾病予防管理センターでも妊婦がインフルエンザの予防接種を受けても大丈夫という判断ではありますが、妊娠初期は避けた方がいいと意見もあります。

基本的には、妊娠のどの期間中でも予防接種は可能とされています。

妊娠初期に予防接種を避けた方がいいと言われているのは、妊娠初期はいろいろ理由で自然流産などが起こりやすい時期でもあるのでできれば避けた方がいいという理由になります。

妊娠初期に予防接種をすることによる流産や奇形児の可能性が高いから、という理由で避けた方がいいという意見ではなくあくまで妊婦の身体が不安定である為という理由です。

アメリカでは、妊娠のごく初期である13週目前後程度を除いてインフルエンザが流行する前にの時期に接種を行う事が望ましいとされています。

医師によっても考えが違うようですが、どちらにしろ妊娠初期は妊婦の身体が不安定であることには変わりありません。

できるのであれば、妊娠13週目程度までは予防接種を避けおく、という判断が1番安全ではあります。

しかし、インフルエンザの予防接種はインフルエンザが流行する前に接種を行った方がいいので11月中には接種した方が安全です。

もし、その11月中に妊娠13週目まで満たない場合には、事前にかかりつけの医師に相談したり、確認しておきましょう。

インフルエンザの予防接種を妊婦が受けると副作用はある?

妊婦がインフルエンザの予防接種を受ける際に1番心配されることは予防接種による胎児への副作用かと思います。

妊婦にインフルエンザの予防接種を打っても流産や奇形児の可能性が高くなったというデータはない為、胎児への副作用はそれほど気にしなくても大丈夫と言われています。

むしろ、副作用よりもインフルエンザに感染後に重症化する事の方が怖いとの意見が多いです。

出産後にインフルエンザに感染してしまうとお母さんの方は薬など飲むことによって治療は可能ですが、赤ちゃんはそうはいきません。

妊娠中に予防接種をすれば母体を通じて胎児にもインフルエンザの免疫がつくという事が国立成育医療センターの研究で分かった事が発表されていますので、今現在では胎児への副作用はあまりないと考えてもいいでしょう。

また、インフルエンザは不活化ワクチンと言ってすでに死んでいるウイルスを無毒化した毒素を元に作られています。

さらには、インフルエンザワクチンの中でも防腐剤を使っていない無添加のワクチンもあります。

その為、母体にも胎児にも影響は極めて低いとされていますので現在のところはあまり副作用に関してはそんなに心配しなくてもよいと思います。

しかし、アレルギーの既往歴のある人はワクチンに対してアナフィラキシー反応が起こる場合がありますので、アレルギーやぜんそくなどの既往歴がある場合はその旨をきちんと医師に伝えて適切な準備と対応をお願いしましょう。

ワクチン接種後は少なくても30分程度は病院で待機してアナフィラキシー反応がないかどうかを確認してもらいましょう。

まとめ

やはりお腹の中に大事な赤ちゃんがいるとなるといろいろな事が神経質になってしまうかと思います。

予防接種の胎児への影響を考えて予防接種を受けないのか、受けるのかを最終的にはお母さんであるあなたの判断になります。

パートナーやご両親、かかりつけの医師などに相談して予防接種の受けるのか受けないのかを決めて安心して赤ちゃんを産んで下さいね。

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